Google Analyticsで、サイト内のファイルリンクのクリック数を元に、ファイルダウンロード数のデータを表示する方法です。
①セグメントの設定
画面左側のナビゲーションから「探索」選択し、データ探索の画面から「空白」を選択します。
データ探索の編集画面に切り替わったら、まずは「変数」の欄の「セグメント」の欄にある「+」をクリックしてください。
「セグメントの新規作成」画面で、「セッションのセグメント」を選択します。
セグメントの設定画面から、「新しい条件を追加」のプルダウンを選択すると、「アイテムの検索窓」が表示されるので、「イベント」内の「イベント名」を選択してください。
イベント名の右にある、「フィルタを追加」をクリックして表示される条件設定画面にて、プルダウンを「完全一致」を選択、下の入力欄に「file_download」と入力して、「適用」リンクをクリックします。
最後に画面上部のセグメント名入力欄に「ファイルダウンロード」など入力して、画面右上部の「保存して適用」ボタンをクリックしてください。これでセグメント設定が登録されます。
セグメントを登録すると、自動的に「セグメントの比較」の欄に適用されます。
②ディメンジョンの設定
「ディメンジョン」の欄にある「+」をクリックしてください。
ディメンジョンの選択画面から、「イベント名」「ページパス+クエリ文字列」と「リンク先URL」を選択して、インポートボタンをクリックします。
③指標の選択
「変数」の欄の「指標」の欄にある「+」をクリックしてください。
指標の選択画面では、「イベント」内の「イベント数」を選択して、インポートボタンをクリックします。
④項目の設定
- 「ビジュアライゼーション」を「テーブル」に選択
- 「ディメンション」の行に「ページパス+クエリ文字列」と「リンク先URL」を設定
- 「指標」に「イベント数」を設定
上記の設定を設定欄にします。
この状態である程度データが取れている状態になりますが、リンク先URLの無いデータもとれているので、フィルターの設定を行います。
「値」設定欄の下にある「フィルタ」欄の「ディメンションや指標をドロップするか選択してください」の部分をクリックします。
フィルターをかける項目が表示されるので、「イベント名」を選択します。
※ディメンジョンの設定で「イベント名」をインポートし忘れていると表示されないので注意が必要です。
フィルタ欄に入力欄が表示されるので、条件欄のプルダウンメニューから「次と完全一致」を選択し、その下の入力欄に「file_download」と入力してください。
入力し終わったら、「適用」のリンクをクリックして適用させます。
④最後に
ここまでの設定が完了したら、どのページでどのファイルが何回ダウンロードされたを表示する表が完成します。
ページごとで絞らず、どのファイルが何回ダウンロードされたかのみをデータとして集計する場合は、「ディメンジョン」から「ページパス+クエリ文字列」を外してください。
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